幕開けて。大寒の綻び

大寒ですが、今年はここでちょっと暖かくなるという流れですね。

綻んで眠たくなってしまう。


さて。「今日という、まくあけに」

コモンリビングototoiloにて開催しました。

松の内明けというタイミングの日で、

詩集『まくあけ』をまんなかに、

文庫主がたしなむ西洋占星術のおはなしもまじえたお正月企画。

この日はゲストに清瀬より、絵本屋しるくさんをお招きし

”まくあけ”にちなんだ選書でお運び頂いた絵本たちがズラリとならび、

販売もして頂きました。@silk_books


わたしは

『根っこのこどもたち目をさます 』

とどうしてこれが”まくあけ”に選ばれた所以が面白く気になった昔話絵本

『あかい玉あおい玉しろい玉 』

を購入。

読んでみて、おお、どちらもすがすがしくまくあけだ!

そうだな昔話は道をきりひらくおはなしがおおい。

そのように、伝承されるそもそものエネルギーもまくあけだ!



4月からでも、新生活が落ち着いた頃に開催したい

昔ばなしの連続講座みたいなものに向けて、ちょっと背中も押されてみたり。


オトトイロは、多世代のためにひらかれた場。

くすくす文庫も親子向けはもちろん、ミドル世代やシニア世代にむけても

絵本や詩集、本にまつわるイベントをこれからもひらいていきます。

文庫のインスタグラムアカウントも開設しています。

@kusukusubook

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さて。”まくあけ”ということばと共にいるようになって、3年目の初春。

まくあけ以前まくあけ以降とか、一時期は自分で言ってたくらい

この詩集を編んだのはおおきな節目でしたが、

そこらへんがもうまろやかにまざりあって、

次のおおきなゲートにむかう気が、個人的にもたぶんもっとおおきな視野でも

高まるこのごろと感じます。

このイベントと参加してくれた人たちのおかげでよりそれが馴染みました。


西洋占星術についてグループでワークショップをしたのは初の試みです。

これまでなんとなくそこまで公にしてなかった占星術師としての活動も、

何足の草鞋かわかりませんが、ここからどんどん軽やかにお受けしていきます。

ここには、わかちあいたいことがあってそれができるとすごく嬉しいから。


詩に耳を傾けて、あたまのくうかんを広げるイメージ。

そこから、12星座の解説と、風の時代についてをおさらいして、

たどり着きたかったのは、木星♃とそれぞれの対話。


りえさんのランチを頂いた後に、

「まくあけの言葉おみくじ栞」をひいてもらって、声に出してもらいました。


まだまだ内容は改良の余地ありでしたが、

思いいっぱいのわたしやその声を、

みんながまろーんと感じて受け入れてくれたのが伝わり、

誰かが先頭にたって教えを下ろすということより、輪になり一時を交歓し溶け合う。

そんなことがこれからもますますできたら、

わたしがそこにいることのひとつ意味かもなあと思いました。


ほんとね。

絵本童話作家・詩人の大川久乃による website「ほんとね。」です